ウェディング撮影用のヘアメイクをセルフでする予定の花嫁さんにとって、「日本で愛用しているコテやアイロンはバリ島で使えるの?」というのは重要な問題ですよね。
結論から言うと、日本とバリ島(インドネシア)は電圧が違います。
あなたが日本で使っているコテをバリ島のコンセントに差すと壊れてしまう可能性もあります。
現地で使いたい電化製品は事前に、対応する電圧を必ず確認してから持ってきてくださいね。
電源につなぐために必要な付属品もあります。
以下を参考にしてみてください。
バリ島の電圧とプラグ
バリ島の電圧は220Vで、プラグのかたちはCタイプです。
(※ごくまれに、Gタイプのコンセントも見かけます)
バリ島でそのまま使えるコテ
バリ島にコテを持ってくる予定の人は、仕様の部分を必ずチェックしてください。
もし「100-240V」というような表記があれば大丈夫です。
また、バリ島で使うために新しくコテを買う予定の人も、必ず「220V」に対応するタイプを選んでくださいね。
でも日本で売られている電化製品は、そもそもコンセントのかたちが違うのでそのままでは差せません。
そんなとき活躍するのが変換アダプタです。
コテだけでなく、スマホやカメラの充電にも使う必需品ですから、バリ島旅行が決まったらさっそく用意したいもののひとつです。
いろいろなタイプのプラグにオールインワンで対応するマルチ変換アダプタがあると、海外旅行に行くときいつも使えて便利ですよ。
変圧が必要なコテ
日本の電圧は100-110Vです。
もしお手持ちのコテが国内用の場合、変換アダプタを間に挟んでもバリ島で使うことはできません。
国内用のコテをバリ島で使いたいと思ったら、コンセントから流れてくる電圧を110Vに変換する必要があります。
そのためには変圧器を使わなければなりません。
変換アダプタはその気になれば百均でも買えますが、変圧器となると数千円程度の予算が必要です。
一般に変圧器の値段は、対応するW(ワット)数が小さければ安く、W(ワット)数が大きければ高くなります。
たとえば、30W対応の変圧器は2,500円、2000W対応の変圧器は4,000円といった具合です。
どんな電化製品を使いたいかによってそれに適したW(ワット)数の変圧器を選びましょう。
仮にあなたのコテが100Wだとしたら、変圧器は100W以上の表示があるものを買う必要があります。
バリ島のセルフヘアセットの実情
海外非対応のコテ(110V)をバリ島のコンセント(220V)に差すとどうなるのか
以下は、バリ島で実際にコテを壊してしまった花嫁さんたちの体験談です。
ケース① プラグを差した瞬間「バーン!」という音がしてコテが壊れ、使えなくなった
ケース② 音は鳴らなかったが、コテがぜんぜん温まらず壊れていることに気づいた
ケース③ プラグを差した瞬間ホテルの部屋が停電し、工事が必要になった。コテは壊れた
バリ島でうっかりコテを壊してしまう花嫁さんは意外に多いんです…!
しかも、撮影の朝せっかくキレイにヘアセットしようとした矢先の事故は、テンションが下がってしまいますよね。
そうならないためにぜひしっかり事前にチェックしましょう。
「対応するか分からないけど、とりあえず持って行って繋いでみよう♪」というのは厳禁ですよ。
日本とバリ島では髪のコンディションに違いが出る
それから、電圧の話からちょっと脱線しますが、バリ島での髪の毛の扱いについて。
個人の実感ですが、日本とバリ島では髪の毛のコンディションに明らかな違いが出ます。
私はもともと筋金入りの直毛で、とてもパーマがかかりにくい髪質。
美容院でパーマをかけるときはとてもキツく巻いてもらうようオーダーしています。
そうしてオーダーしておけば、毎朝特にコテを使わなくてもバリ島ではウェーブが維持できていました。
ところが一時帰国で日本にきた途端、髪の毛はストレートアイロンをかけたようにまっすぐ!
日本にいた数日間、ウェーブがまったく出なくなってしまったんです。
しかしそのあとバリ島に戻ると、何事もなかったように元のパーマヘアがよみがえりました。
基本的にバリ島は、一年を通して日本より湿度が高いです。
個人差はあるでしょうが、バリ島のほうが髪の毛がうねりやすいと言えるでしょう。
私のように、「ふだんは直毛だけどクルクルした髪型を作りたい」という人には有利かもしれないですね。
逆に「ストレートが好き、天然パーマが出るのが嫌だ」という人は日本よりしっかりめに対策する必要がありそうです。
日本人スタイリストの出張ヘアセット
「セルフだとかえって準備や対策が面倒なのね」
「可愛い髪型にしたいけど、変圧器なんてこの先使わないし」
そう思ったあなたは、なんといってもプロのスタイリストにオーダーするのがおすすめです。
それが一番はやくて確実で可愛いヘアスタイルになれる解決方法です。
「慣れない海外だけど、ヘアメイクはいつもよりパーフェクトにしたい。だってウェディング撮影の日なんだから」
そういう気持ちが少しでもあるなら、スタイリストに任せて後悔することはありません。
当社の日本人スタイリストは、バリ島で花嫁さんがキレイになる施術を毎日のように経験しています。
プロに依頼すると、自分の思い通りのスタイルをオーダーできることはもちろん、当日のお天気やロケーションフォトの撮影地に合わせて最適なヘアメイクを相談しながら作れるというメリットもあります。
メイクアップはご自分で、ヘアセットのみオーダーというかたちでもご利用いただけますよ。
スタイリスト利用料金はこちらから
自信を持てる素敵なメイクとヘアスタイルで、バリ島撮影を楽しめる花嫁さんが増えますように♪