Moonrise Bali

結婚式や前撮りでウェディングフォトを撮るのを楽しみにしている花嫁さんへ。

これから撮る人にあまりネガティブなことは言いたくないけど、ウェディング関係の後悔では「写真で失敗した」という声が少なくありません。

この記事を書いている私は、ハネムーンで人気のバリ島にて、フォトウェディングのアシスタントを約5年経験しています。

実際に弊社をご利用のお客様で、「日本で挙げた式当日の写真が気に入らなかったので、バリ島でリベンジしたい」という花嫁さんは何人もおられました。

どうして写真で後悔する人が多いのでしょう?その一番の原因は、カメラマンを事前にチェックできなかったからだと私は思うのです。

詳しくはこちらの記事>>【本質は一点のみ】フォトウェディング選びで失敗しないためのコツ

ウェディング準備の中でも写真のことは、「プロのカメラマンなんだから誰でも大丈夫だろう」とスルーしがちです。

でもそれって、「プロの料理人なら誰でもとりあえず私の好物を作れるだろう」と闇雲に注文するようなものですよ。

せめてその料理人がフレンチのシェフなのか蕎麦打ち名人なのか、はたまた中華が得意なのかは把握しておきたいところです。

カメラマンの場合、あなたの気に入る写真を撮ってくれそうかどうか、どの部分で分かるでしょうか。

この記事では具体的に、結婚式や前撮りの前にカメラマンのどんなポイントをチェックしたら良いかについてまとめました。

結婚式・前撮りのカメラマンのチェックポイント

以下の3点を事前にチェックできると安心です。

・カメラマンが過去に撮った写真
・SNSや撮影現場レポート
・撮影地の土地勘

順番に見ていきましょう。

カメラマンが過去に撮った写真

あなたの結婚式や前撮りを担当するカメラマンが、過去にどんな写真を撮っているのかチェックしてみましょう。

ここで言っているのは式場のパンフレットに載っている宣伝用イメージではなく、あなたを担当するカメラマン本人の写真ですよ。

望ましいのは、広告用モデルではなく実際の新郎新婦さんを写した参考写真をなるべく沢山見ることです。

プロのモデルさんは、誰が撮ったってそれなりに絵になります。それに「トクベツよく撮れたときの写真」を数枚だけ見ても、そのカメラマンが普段どんな撮影をするのかは掴めません。

モデルではない一般の人を撮った写真を沢山見てみて、「だいたいどの写真の雰囲気も好きだな」と思えるなら、あなたの撮影も成功する可能性が高いです。

SNSや撮影現場レポート

カメラマン選びでいちばん重要なことは上記、過去写真のチェックです。

その次に大切なのが、カメラマンとあなた方カップルとの相性です。

特に前撮りは撮影そのものがメイン。さらに屋外ロケーション撮影となると、撮る人と撮られる人の即興演奏みたいな性質も帯びてきます。演奏仲間は相性のいい人を選びたいですよね。

SNSや撮影現場レポートで、カメラマンの人となりを覗いてみましょう。

1記事や2記事ではなく、季節を通してどんな現場やどんなお客様を撮ってきたのか知ることができると望ましいです。

「この人に撮ってもらうの楽しそうだな」と感じられるカメラマンだと良いですね。

いまはSNSやブログで、その日に撮れた写真やお客様とのやりとりなど、撮影現場の雰囲気をカメラマン本人が気軽にシェアできる時代です。

現代ではそういった情報を素直に出しているカメラマンほどお客様想いという気もしますね。

撮影スポットの土地勘

さいごのポイントは、そのカメラマンがあなたの希望する撮影スポットに土地勘があることです。

結婚式場に外注カメラマンを持ち込む場合は、その式場での撮影経験があるかどうか。あるいは下見をしてくれるかどうかといったことです。

依頼予定のカメラマンの過去写真をチェックしたとき、あなたの挙式予定の式場で、一般の新郎新婦さんの素敵な写真がたくさんあるなら、これ以上心強いことはありません。

ロケーション前撮りで、特に自然の風景を絡めた撮影なら、土地勘のあるカメラマンを選ぶメリットはさらに増します。

土地勘のあるカメラマンは、その場所できれいな写真の撮れる細かい条件をよく知っているからです。

たとえば弊社の熊澤カメラマンはバリ島で約10年活動しています。

どの時間帯にどのビーチで最高のブルーが狙えるかはもちろん、どの路地裏で満開のブーゲンビリアに出会えるかや、オフショットに適したお洒落なカフェの開店情報などを常にチェックしています。

その熊澤カメラマンが、一時帰国の際に日本のカメラマンと協力して浅草で撮影したことがありました。

そのときは浅草在住のカメラマンが、「まだ桜には早いけど、一本だけ咲いてる木があるんですよ」と案内してくれて、思いがけず桜の写真まで収めることが出来たのです。

撮りたい場所のことを詳しく知っているカメラマンに依頼すると、単に写真の仕上がりだけでなく、その土地での体験の質まで高まる可能性があります。

まとめ

ウェディングのイベントはたくさんの日数をかけて準備しますが、実際の結婚式は一日だけ。たった一日の素晴らしい時間を楽しんだあと、残るのは写真です。

この記事では結婚式や前撮りの写真で後悔しないために、事前にチェックできるカメラマンのポイントをまとめました。

実際の写真の大部分が雰囲気良く
自分達と相性が良さそうで
撮影スポットのことをよく知っている

あなたの結婚式や前撮りを担当するのがこんなカメラマンなら、あなたにとって一生の宝物になるような写真を残してくれる可能性が高いです。

この記事を読んだあなたがいつ振り返っても笑顔になれるような、素敵なウェディングフォトを撮れますように♪

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